税務署長講演会「生前整理のすすめ」
令和5年9月19日(火)、蟹江町の「湯元館」2階会議室において、小川高由(おがわたかよし)津島税務署長による講演会が開催されました。
小川署長は、これまで主に資産課税系統(相続・贈与・不動産譲渡等)の仕事に従事されており、その経験から学んだ様々なことを織り込み、「生前整理のすすめ」との演題で約1時間、講演をしていただきました。
講演の内容は、聴講した会員さんが今後経験するであろう事項に関することが多く含まれていて、皆さん真剣に聴講されていました。
先代名義の土地を名義変更せずにそのまま残しておいた場合や共有名義の不動産がある場合などのデメリットや実家等が「空き家」になっている方や調整区域の農地を持っておられる方、多くの金融機関と取引している人やネット銀行と取引している方等の注意すべき点を非常に分かりやすく説明していただきました。他にも、名義株(実質所有者と名義人が違う株式等)や「貸付金」「借入金」「美術骨とう品」「仏壇」「墓」「遺言書」などに関しても、その問題点と対応策について詳しく丁寧に説明していただき、会員にとっては非常に有意義な講演会となりました。
署長講演会終了後は、湯元館1階において懇親会が行われ、税務署幹部の方々との交流及び会員同士の交流が図られました。